走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

フェミニズムはつまらない

Twitterで盛んな「怒れるフェミニズム」vs「楽しい怒らないフェミニズム」論争だが、私はどちらもバカバカしいなと冷笑的だ。

そもそもが、フェミニズムは、つまらなくてくだらないものだからだ。


女性の権利向上のための学問がフェミニズムなのであって、異性に媚びる女や男を敵に回したり表現に目くじらを立てたりするのがフェミニズムの仕事ではない。

しかし、それが仕事になりつつある。


それにフェミニストの中ではメンヘラに手厳しい輩もいる。「全ての女に甘い」なんて言う女ほど選民的なのがよくわかったよ。


30手前のメンヘラ女だが、もうフェミニストなんて信用しない。フェミニストは女を利用して名声を得たいだけなんだ。


だいたい、フェミニズム自体が退屈でつまらない。女の生き方なんて、本当にどうでもいい。もっと自分のこと考えろよ。


ナイルパーチの女子会」を読むと、「女に甘い」と公言する女がいかに欺瞞的なのかわかる。


「怒れるフェミニズム」も「楽しい怒らないフェミニズム」もどちらも退屈なんだ。


フェミニズムはみんなのもの」ってスローガンが、「フェミナチ」なんて呼ばれる所以だって気づかないおめでたい人たちがTwitterにはウヨウヨいる。

「ARISA」5 安藤なつみ

こんな現実あるなら、中学生にはキツイだろうなぁ。怖い顔を本当に怖く描く。学校裏サイトをテーマにした作品では秀逸。続きが気になる。これってつばさ?


ARISA(5) (講談社コミックスなかよし)

ARISA(5) (講談社コミックスなかよし)

「約束のネバーランド」4 原作 白井カイウ 作画 出水ぽすか

ノーマンは頭がいいなぁ。何回もミスリードにやられた。よく練られた漫画だと思う。続きが気になる。


「ゾロリ 2 in 1 かいけつゾロリのドラゴンたいじ きょうふのやかた」原ゆたか

最初のゾロリはなんともお下品だなぁ。話も面白いけど絵も絶妙にユーモアがある。メタフィクション好きにはたまらない仕掛けもあちこちに。


「D坂の殺人事件」江戸川乱歩

初めて江戸川乱歩を読んだが、意外と読みやすかった。「地獄の道化師」の女の執念に身震いがした。


D坂の殺人事件 (角川文庫)

D坂の殺人事件 (角川文庫)

「ガラスのうさぎ」高木敏子

戦争文学というジャンルだけでなく児童文学の定番とされる作品。読んだのを全く覚えておらず、終戦の日が近いのをきっかけに読んだ。両親と妹を戦争で失い打ちひしがれた孤独さが伝わってきた。そこから生きようとする意志も伝わる。本作が忘れられてる今だが、子供だけでなく、大人にも読んでほしい。憲法を考えるキッカケにもなった。


ガラスのうさぎ

ガラスのうさぎ

「男の事情 女の事情」ジョン・マクガハン

とにかく読みやすい。薄味なんだけど、結構よかった。瑞々しい。どぎつい下ネタもあるけど、雰囲気がいいのか、嫌じゃなかった。初めてのアイルランド文学でした。


男の事情女の事情

男の事情女の事情