「カッパのぬけがら」なかがわちひろ
男の子がカッパになる話なのだが、話をふくらませるのがうまい。カッパが男の子に対して最後までふてぶてしい態度を取るところが良い。紙は全て青色で、水の中にいるようだ。でも実はバッドエンドなのだ。それを大げさに書かず、カッパの表情全てで哀愁を表現する力量にしびれた。その後を妄想するのも楽しい。
- 作者: なかがわちひろ
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2000/04/01
- メディア: 単行本
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男の子がカッパになる話なのだが、話をふくらませるのがうまい。カッパが男の子に対して最後までふてぶてしい態度を取るところが良い。紙は全て青色で、水の中にいるようだ。でも実はバッドエンドなのだ。それを大げさに書かず、カッパの表情全てで哀愁を表現する力量にしびれた。その後を妄想するのも楽しい。