「猿の見る夢」桐野夏生
愛人のいる老人の家に住みつく占い師…と、まがまがしい話を想像してしまうが、どこかあっけらかんとした文体であった。いつの間にか薄井の気持ちになってしまっていた。だがラストが中途半端な感じなのが少し残念。
- 作者: 桐野夏生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/09
- メディア: 単行本
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愛人のいる老人の家に住みつく占い師…と、まがまがしい話を想像してしまうが、どこかあっけらかんとした文体であった。いつの間にか薄井の気持ちになってしまっていた。だがラストが中途半端な感じなのが少し残念。