走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

「クレヨン王国の十二か月」福永令三

初めて読んだ小説が確かこれだ。懐かしく思いまた読んだ。やっぱり面白かった。そしてファンタジーは普遍性があるのだなと思った。ここでは大自然さえもパステルカラーでポップでラブリーな世界観に取り込まれる。酒屋や郵便局まで出てきて現実世界との融合も発想がユニークだ。しかし、「精霊の守り人」「ハリーポッター」のような大人にも読めるファンタジーに慣れた身としては、少し退屈に思えたのも確かだ。あくまで子供向けだ。子供にしかわからない何かがある。


クレヨン王国の十二か月 (講談社青い鳥文庫)

クレヨン王国の十二か月 (講談社青い鳥文庫)