「クレヨン王国の十二か月」福永令三
初めて読んだ小説が確かこれだ。懐かしく思いまた読んだ。やっぱり面白かった。そしてファンタジーは普遍性があるのだなと思った。ここでは大自然さえもパステルカラーでポップでラブリーな世界観に取り込まれる。酒屋や郵便局まで出てきて現実世界との融合も発想がユニークだ。しかし、「精霊の守り人」「ハリーポッター」のような大人にも読めるファンタジーに慣れた身としては、少し退屈に思えたのも確かだ。あくまで子供向けだ。子供にしかわからない何かがある。
- 作者: 福永令三,三木由記子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1980/11/10
- メディア: 新書
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