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本の感想についてのブログ

「杖下に死す」北方謙三

北方謙三といえば憧れる読書家も多いのでは。私にとっても例外ではなく、葉巻をくゆらせ口の少ないたたずまいだけで他を圧倒するシブいオジサンといった感じで、気になっていた。そしてついにリサイクル図書でこれを見つけて読んだ。初めての時代小説だったのだが、読みやすい。大阪に縁のある私だから、大塩平八郎の乱のことは気になっていた。大塩平八郎は出てこない。剣を友にして生きる男の生きざまが淡々と書かれている。他に時代小説を読みたくなった。


杖下に死す

杖下に死す