2017-08-12 「クリストファー男娼窟」草間彌生 タイトルからしてインパクト絶大だが、中身もインパクトがものすごい。アグレッシブで、ポップでアヴァンギャルド、しっちゃかめっちゃか。だが「死臭アカシア」になり急に静かになる。「離人カーテンの囚人」はキーコの状況が状況だけに正直読んでてつらい。「読む幻覚」といった感じで、短いが強烈。すぐれた小説とはこんなことを言うのだなと思った。クリストファー男娼窟 (角川文庫)作者: 草間彌生出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2012/10/25メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る