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本の感想についてのブログ

「本を読む女」林真理子

著者の母親である万亀が主人公。「あさが来た」が脳裏に過ぎったが、かなりお嬢様のあちらと違い平凡な生まれの女性だから親近感がわく。それでもドラマあり。いや見方を変えれば「あさが来た」よりドラマティックだ。昭和初期という時代背景もあって、「女の一代記」といった感じだ。赤紙が来るところは、胸がしめつけられた。本は友達どころか生きる上での心の支えなのだと同じく「本を読む女」として思った。

本を読む女 (新潮文庫)

本を読む女 (新潮文庫)