走れ!タカハシのブログ

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「だれかのいとしいひと」角田光代

不幸とも違う、不器用にしか生きられない人々の短編集。同じく不器用な人には心にしみてくるだろう。どれもちょっと切ない。大きな物語ではないが、どれも心にジーンと響いた。この人の文章は透明感があっていいなぁ。解説もいい感じだ。


だれかのいとしいひと (文春文庫)

だれかのいとしいひと (文春文庫)