「月の上の観覧車」荻原浩
親しい人との別れまでのいきさつを描いた短編集。私も鬱で休職したりびくびくしてた時期があって金魚も飼っていたので、「金魚」はとても他人事とは思えず、深入りして読んだ。「レシピ」のオチはちょっと笑える。かっこよくない人たちが小さなことで悩んだり傷ついたりする姿に寄り添うこのような小説が今まさに必要なのではないか。
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
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親しい人との別れまでのいきさつを描いた短編集。私も鬱で休職したりびくびくしてた時期があって金魚も飼っていたので、「金魚」はとても他人事とは思えず、深入りして読んだ。「レシピ」のオチはちょっと笑える。かっこよくない人たちが小さなことで悩んだり傷ついたりする姿に寄り添うこのような小説が今まさに必要なのではないか。