走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

「ポニーテール」重松清

小学生は感受性豊かになり、傷つき始める年頃だ。そのことを優しい筆致で見守るように描いた良作。フミの友達のツルちゃんがいい感じだ。あの頃できた友達は大人になって離れても、人格形成にとっても人生にとっても大切なものとなる。この人は子供の繊細な感情を描くのがうまいなぁ。少年や壮年男性ものを得意としてるが、こんなのも書けるんですね。


ポニーテール

ポニーテール