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「共喰い」田中慎弥

表題作はとことん暗い泥臭い話だ。だが文学というものを感じさせられたようで、悪くなかった。方言が陰惨さに拍車をかけている気がする。「第三紀層の魚」は現代を舞台にしているが、表題作と比べたら明るい。


共喰い

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