「灰色の虹」貫井徳郎
最初に伊佐山のゲスさに驚いたが、徐々に雅史のつらさを追うようになるのと同時に、社会派ミステリーとしての色を帯びていく。犯罪者となった者とならない者、その境界線は曖昧なものかもしれない。分厚かったが、全く飽きなかった。
- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/10
- メディア: 単行本
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最初に伊佐山のゲスさに驚いたが、徐々に雅史のつらさを追うようになるのと同時に、社会派ミステリーとしての色を帯びていく。犯罪者となった者とならない者、その境界線は曖昧なものかもしれない。分厚かったが、全く飽きなかった。