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「よろこびの歌」宮下奈都

事情を抱えた女の子たちが集まる女子高のひとクラスの話。それぞれが何かしらの事情を抱えているのだな、と思った。これからは女子高校生を見る目が変わるかも?!もがきながら希望を掴む過程が丁寧に書かれ、一見すると嘘くさい設定なのに話に嘘くささがない。思えば合唱コンクールって、中学時代(高校に合唱コンクールはなかった)みんな気合を入れていたなぁ…。今となってはその情熱が謎だが。

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)