走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

2017-08-09から1日間の記事一覧

「女が死んでいる」貫井徳郎

藤原がこんなに男前だとは知らなかった。意外なオチで楽しめた。短くて写真多めだから、サクッと読める。こんな試みの本がもっと増えてほしい。ダ・ヴィンチ ビジュアルブックシリーズ 女が死んでいる (ダ・ヴィンチBOOKS)作者: 貫井徳郎,藤原一裕出版社/メ…

「ペスト&コレラ」パトリック・ドゥヴィル

フランス文学らしくサラッとしてるので気負わず読める。でも短めなのになぜか読むのに時間がかかった。それほど熱心に追ってたということか。これ全部実話なんですね。なかなかスリリングだ。終わり方が残酷なのは、故人だから仕方ないやね。ペスト&コレラ作…

「橋を渡る」吉田修一

「橋を渡る」って、いいタイトルだなと読んだあと思った。これ以上のタイトルはない。それぞれの物語も展開が読めず、ハラハラするのだが冬になり、全てつながり「あっ!」と。読書をする快楽を思う存分味わった。なぜか荻原浩の「金魚姫」の「全ては繋がっ…