走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

2017-08-02から1日間の記事一覧

「夏への扉」ロバート・A・ハイライン

SFは苦手なのだが、SFということを忘れ物語に入り込んでしまった。猫好きにもオススメ。ちょっと「ライ麦畑でつかまえて」に似てるような。アメリカの病理のようなものも微かに感じた。夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))作者: ロバート・A・ハインライン,福…

「プラテーロとわたし」J.R.ヒメネス

恥ずかしながら作者のことを全く知らなかった。ノーベル賞取った人だったとは。自然の美しさと主人公のプラテーロへの愛情を感じた。作者の他の作品も読みたいが、あまり出版されてないのだろうか。プラテーロとわたし作者: ファン・ラモンヒメネス,長新太,…

「ポニーテール」重松清

小学生は感受性豊かになり、傷つき始める年頃だ。そのことを優しい筆致で見守るように描いた良作。フミの友達のツルちゃんがいい感じだ。あの頃できた友達は大人になって離れても、人格形成にとっても人生にとっても大切なものとなる。この人は子供の繊細な…