走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

2017-07-10から1日間の記事一覧

「共喰い」田中慎弥

表題作はとことん暗い泥臭い話だ。だが文学というものを感じさせられたようで、悪くなかった。方言が陰惨さに拍車をかけている気がする。「第三紀層の魚」は現代を舞台にしているが、表題作と比べたら明るい。共喰い作者: 田中慎弥出版社/メーカー: 集英社発…