走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

2017-07-09から1日間の記事一覧

「聖夜 School and Music」佐藤多佳子

キリスト教の一貫校のオルガン部に在籍する高校生の話。佐藤多佳子が得意とする青春物だが、主人公が生き生きとなっていく様がよかった。こんな青春送りたかったかもしれない。聖夜 ― School and Music作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 201…

「タイタンの妖女」カート・ヴォネガット・ジュニア

ひとつひとつの言葉が軽妙で滑稽でいて物悲しい。エピローグは脱力感を感じだが、それもこの小説の持ち味なのだろう。海外文学にもっと触れたくなった。タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,浅倉久志出版社/メーカ…