走れ!タカハシのブログ

本の感想についてのブログ

2017-06-02から1日間の記事一覧

「灰色の虹」貫井徳郎

最初に伊佐山のゲスさに驚いたが、徐々に雅史のつらさを追うようになるのと同時に、社会派ミステリーとしての色を帯びていく。犯罪者となった者とならない者、その境界線は曖昧なものかもしれない。分厚かったが、全く飽きなかった。灰色の虹作者: 貫井徳郎…